アプリ開発は目的、機能、量、質で費用が異なります。
アプリ開発の費用は、目的や対象となる利用者などのビジネス的な要素と、決済能力やデータベースの有無などの機能面の要素によって異なってきます。
商品購入系で10万円~300万円、ゲーム系で300万円~1,000万円、位置情報系で500万円~1,000万円と言われます。
また、必要な機能の量と質によっても費用は変わってきます。
ログイン画面、プロフィール画面、商品画面など、必要な画面の数が増えればそれだけ費用もかかります。
デザインでも、より洗練されたデザインを求め、専門のデザイナーに依頼するとなると、別途費用がかかります。
どれくらい便利な機能を付加させるかも大事
ショッピングサイトなどの場合、商品データ、売り上げデータなどを保存する必要があり、データを保存するためのサーバー上のソフトウェア開発が必要となり、データが複雑になれば費用も増加します。
決済機能も含めれば、信頼性・正確性の高さが重要になるので、これもコストがかかります。
GPS、加速度センサー、カメラ、電話帳など、今は様々な機能が利用できますが、こうした機能を付加させれば、さらに費用がかかります。
開発後の費用にも注意
アプリを新しく開発する際は、様々な機能を盛り込みたくなりますが、機能が増えれば開発費用も増大し、あまり多機能すぎても使い勝手が悪くなってしまいます。
必要最小限の機能に絞ることで、開発費用は安く済み、かえって品質も向上することもあります。
開発の際は、最低限必要な機能と、あれば便利と思える機能とを分け、予算内でどれくらいの機能を付加させるか考えることです。
また、サーバーランニング費用やアプリの保守・運用(追加開発)費用など、開発後にかかる費用にも気をつけなければいけません。
アプリの開発を依頼する際、まずはアプリの機能をよく理解し、どんな使い方がされるか依頼先とイメージを共有をすることで、ランニングコストの把握もでき、適切な規模のプロジェクトできるようになります。